前回、日本の「礼法」は武士道と深いかかわりがあることをお伝えしました。「礼法」は現代の「礼儀作法」の基になっている作法が多くあります。現在の日本のマナーは日本の歴史や文化に繋がっている事が多くあります。礼儀とは「心」、作法とは「形」の事です。礼儀作法とは「相手を大切に思う心を形にして表す」という意味です。礼儀作法は「相手を気づかう心」でもあります。相手を気づかう心とは、他者の悲しみを自分の悲しみとしてとらえ、相手を思いやることです。日本人はこのような気持ちを文化的にベースとして持っています。職員ひとり一人が、利用者や家族のみでなく、一緒に働くすべての人に「相手を思いやる心」を持って接すればチークワークが形成されます。介護の仕事は「チームワーク」が不可欠の仕事です。1人の利用者に多くの人がかかわります。介護方針に基づいて、職員それぞれに、ははたすべき役割があります。
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